工具長の自動計測

Mazak
SugarBox
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今回は工具長の自動計測について説明するよ!

工具レイアウトは機械のどこのポケットにどのツールが付いているか認識させる作業でした。
今回はツールの長さを機械に認識させる作業として工具長の自動計測を解説します。

工具レイアウトを行った後、
実際に機械のマガジンポケットへツールを取り付けます。

マガジンポケット

取り付けが完了したら、
工具の長さを機械に認識させるため工具長の測定を行います。

工具長測定台

機械に図の工具長測定台が付属していることを前提に話を進めます。
※場合によってはとは別の工具長測定器やそもそも付属していない場合等もあるため。

測定前に測定台の上にキリコがないことを確認してから作業を行いましょう。

工具データ画面(工具データ タブ)

例) 今回は エンドミル 20 を測定

[MDI]ボタン

MDIウィンドウが表示されます。

[工具計測自動]
実際に測定したいツールの TNo. を入力
※PKNo.ではない

Input

スタート


複数ツールを測定したい場合はTNo.入力→Inputを複数回繰り返してからスタートを押してください。
機械が自動で工具長を測定して登録します。

工具長が登録された例
注意

大きすぎるツールや小さすぎるツールの測定はできません。
一部の特殊ツールなどが自動計測できない仕組みになっています。


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