工具レイアウトの設定方法を説明するよ!
機械ポケットのどの位置にどの工具を付けるか機械に認識させる作業だね!
※PKNo.30=タッチセンサーφ5が付いている状態を例に説明。
作業順
ポジション画面の状態から説明します。
[工具データ]を選択
工具データ画面が表示されます。
右のタブにある”工具レイアウト”を選択
工具レイアウトが表示されます。
工具レイアウトのタブ下に”プログラム一覧”が表示されるので選択
メニュー表示から[ワークNo.選択]を選択
ワークNo.選択のウィンドウが表示されるので利用したいプログラムを選択します。
プログラムを選択した状態になりました。
[追加必要工具]が選択されている状態のため、機械に装着されていない工具が表示されます。
”追加必要工具”を選択します。
[PKNo.割付]を選択します。
“ポケットNo.割付<設定>”ウィンドウが表示されます。
[OK]ボタンを選択します。
追加必要工具のポケットNo.が自動で数値が付けれます。
このPKNo.で問題ない場合、[レイアウト完了]を選択してください。
”レイアウト完了<設定>”ウィンドウが表示されます。
[OK]を選択してください。
マガジンに設定した工具が設定されます。
実際に機械のポケットに工具を取り付けてください。
(この例の場合は、ポケット1=エンドミルφ20 ,ポケット2=面取りφ9 を取り付けます。)
以上で工具レイアウトが完了しました。
この後、工具長の計測を行って加工の流れが一般的です。
備考
TNo.とPKNo.の差ってあるんですか?
あるよ!
ざっくり解説するね!
TNo.=機械が認識している工具のナンバー
PKNo.=機械に実際に工具が取り付けられているポケットのナンバー
TNo.=PKNo.の機械
TNo.≠PKNo.の機械
両方が存在します。
TNo.≠PKNo.の機械は工具を最も近いポケットに装填するため工具交換が早い。
その代わりTNo.とPKNo.を別々に管理する必要があるんだ。
TNo. = PKNo.の機械
次のようにTNo.のみの表示になります。
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