公差範囲について (最低限の知識)
測定の基本
数値の単位はmm(ミリメートル)
公差の考え方
30.00mm ピッタリの製品を作るのはとても難しいので
29.90mm 〜 30.10mm の間で製品を作れば合格。
これが公差の考え方
30.00 ±0.1と上記の内容を表記する。
±0.1を公差範囲と呼ぶ。
普通寸法公差について
数値に公差範囲が何も書かれていない場合、
基本的に図面毎に指定された記号もしくは級の普通寸法公差が適用される。
公差等級 : m (中級)の場合
赤部分の公差範囲が適用される。
公差等級 : f (精級)の場合
赤部分の公差範囲が適用される。
注意点
図面上に普通寸法公差の表が記載されていることが多いですが、
普通寸法公差の表に似ているだけで
企業の方で数値を変更している表が記載されている場合があります。
「ウチの企業ではこの公差範囲で加工してね!」
という意味なので公差範囲に注意してください。
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