SugarBox
今回はサイコロ作成のために
キューブの作成手順を考えるよ!
新入社員
待ってました!
キューブ作成 – 工程1
材料寸法:縦30*横30*高さ30
材料の下部をバイスで固定して正方形の1面以外を加工していきます。
(今回はワーク下5mm保持)
[プログラム] ※加工条件は無視のこと
[プログラム例1]
SugarBox
で、一応これで加工できる場合もあるけど、
失敗することもあるんだ。
新入社員
えっ!?
これでできそうなのに!
SugarBox
プログラム単体で見ると出来が良いんだけど、
実際は工具の刃長について考える必要がでてくるんだ。
工具の刃長について
[例1] 一般的なエンドミル(シャンク径と刃径がほぼ同じ場合)
刃長 : 青矢印 実質の切り込みZ限界
[例2] 根本的に加工深さに限界があるタイプ(シャンク径が途中で太くなる)
刃長 : 青矢印 実質の切り込みZ限界
加工深さ限界 : 赤矢印 細いネック部分
[例3] 工具のシャンク径が絞ってあるタイプ
刃長 : 青矢印 実質の切り込みZ限界
切り込みZに気をつければ、加工深さ限界=工具張り出し
SugarBox
[プログラム例1]の場合だと、刃長は加工深さの21必要。
刃長が足りない場合、削り残りがでてしまうんだ。
初心者は仕上げの時によくやってしまいがちだよ。
新入社員
むむむ・・・。
SugarBox
刃長がたとえ足りていたとしても
ビビる場合があるので加工深さが深い場合は調整できると良いんだ。
だから[プログラム例2]の手法がオススメだよ。
新入社員
ビビるですか?
SugarBox
工具が加工負荷などで振動して揺れることにより
ワーク表面が波打つ現象のことだね。
1回体験するとすぐにわかるようになるよ。
[プログラム例2]
SugarBox
大抵の場合、うまくいくパターンはこっち。
最後の線外ユニットR1の仕上げ代 Z=0,R=0に設定されているところがポイントだよ!
[経路チェック]
[プログラム例1] Fによる一発仕上げの経路
[プログラム例2] R(仕上代0)による加工深さを段階分けした仕上げ
[使用工具]
- エンドミルφ20
- 面取りφ9
- タッチセンサーφ5
[ワーク固定]
[基本座標] 取得位置
まとめ
Step3へのリンク
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